作業と仕事
「〇〇さんは仕事が綺麗っすよね!」
「そうそう、細かいとこまでちゃんとしてる!」
「他の人じゃできないっす、〇〇さんいないと会社まわんないっすよ!」
てのは全国の居酒屋で20時くらいから始まる鉄板。
そんな〇〇さんは鵜呑みにして独立。
すると数年で借金こさえて倒産ってのも鉄板。
なぜだろう?仕事ができるのに借金作るとは…
答えは簡単、〇〇さんができたのは作業であって仕事ではないから。
仕事ができないんだから独立しても会社がうまくいくはずがない。
仕事とは人と接してお金のやり取りをすることだ。
会社では役職、役員クラスがそれにあたる。
作業とはそのまんま、作業だ。指示に従って手を動かすことだ。
事故現場にいる作業員と報道されるがそれにあたる。
作業しかできないのに会社の看板外した個人に
仕事を任せるほど世の中甘くない。
〇〇さんが外部と渡り合えたのは看板のおかげ。
看板外した個人に外部が依然と同じ条件で付き合うはずがない。
こんなことも知らない人間がすがる言葉がある。
「人は30からが勝負」
30歳から本腰いれれば何かを成せるという意味だが
実際は30までに勝負は決まっている。
あまつさえ40過ぎてから勝負かける人がたまにいるが
ほぼ100%で地獄行き、復活不能状態になる。
もう見てられない、言葉をかけることすらできない。
このページにたどり着いた10代、20代は幸運です。
まだまだいくらでも挽回できるし選択もできる。
学歴や資格がないなら取ればいい。
大企業に入って人脈を作ればいい。
ネットでニュースに流れない情報を得ればいい。
作業なんてできなくてもいい、不器用でもいい、覚えがわるくてもいい、
とにかく仕事に関われる環境に自分の身を預ける。
人生を折り返すと2種類の人間に真っ二つに分かれる。
いろんな、いろんな意味で
大丈夫な人生と大丈夫じゃない人生。
ちなみに〇〇さんがいなくなった会社がまわんなくなったか?
というと依然と変わらずまわってる。
なぜなら会社ってそういう風に出来てるから。
零細な個人自営業やフリーランスはそうでもないけど
会社って一人二人抜けても誤差。
これも知ってて損はない。